月裏一丁目一番地

太陽の光の当たらない月裏でひっそりと暮らしています

世の中という舞台に生きる演者

僕は人前であまり喋らない。

一部、本当に心を許せる数人の前でだけよく喋るが。

 

そのため、僕はおとなしい人だとよく言われる。

おとなしくて優しい人だといわれることが最も多いかも知れない。

 

でも、僕は決しておとなしくないし、優しくもない。

プライドが高く、心の中ではいつも人をバカにしている。

 

ただ、人前ではそんなこと一切言わず、ニコニコと笑っている。

 

喋らないのは当たり前だ。

口を開けば誰かを批判したりバカにするので、人から批判され、嫌われる。

そういのが嫌なので、僕はあまり喋らずニコニコ笑ってる。

 

「沈黙は金なり」

まさにその言葉がピッタリと当てはまる。

 

ただ喋らなすぎると、何を考えているのかわからないとまた人に不気味がられたり、変人扱いされる。

なので、喋る時は当たり障りないことを適当に喋るようにしている。

 

某大作家が、「とかく人の世は住みづらい」とはよく言ったもので、本当に人の世は住みづらい。

 

だけど、僕は住みづらいこの世の中にぶら下がって生きていくしかない。

だから、今日も演技をしながら必死に生きているのである。