月裏一丁目一番地

太陽の光の当たらない月裏でひっそりと暮らしています

礼儀正しく

礼儀正しく接していれば多少変なことしてもいいじゃないか。

 

僕はスターバックスにいる時はカッコつけている。

店員さんに注文をし、サッと身を翻して、コーヒーを受け取る。

店員さんには、笑顔で「ありがとうございます」という。

そして、大股で優雅に席に座る。

 

コーヒーを飲みながら、プロの文筆業、もしくは大手のITに勤めている人のごとく振る舞いながら、店員さんや周りの人には、とても礼儀正しく接する。

 

アイツ、なんかカッコつけてるなと周りの人に思われるかもしれない。

でも、礼儀正しければ良いじゃないか。

 

僕はこれが生きる上で最も大切なことだと思う。

 

人それぞれ少し変な部分や気取ってしまう部分、ポジティブ、ネガティブ、本当に色々あるけど、とにかく礼儀正しければ良いじゃないか!

 

細かいことで一喜一憂するのは良くない。

自分のことが好きでも嫌いでも、とにかく礼儀正しさを身につけて、礼儀正しく接しよう。

 

そうすれば人生が楽しくなるはずだ。

 

免許更新に向いていない人

人生において免許更新に向いている、向いていないという議論をする機会はほぼないだろう。

 

なぜなら、免許の更新は好き嫌い関わらず、ほとんどの人間は苦労せずできてしまうものだからだ。

 

しかし、僕は自分が免許の更新に向いていないということに気付いてしまった。

 

今年の免許更新についての話である。

 

免許更新のハガキが来て、僕は休みのたびに免許の更新に行こうとした。

しかし、そのたびに、天気がとても悪かったり(嵐のような天気)、他に外せない用事が出来てしまったり、突然家の中にクマバチが現れて退治しなくてはいけなかったり、とにかくあらゆる障害が現れた。

まるで、村上春樹カンガルー日和のように。

 

それでも、免許更新期限ギリギリになり、慌てて僕は免許の更新に向かった。

 

そして、更新会場に着いて、自分が2999円しか持っていないことに気づいた。

僕は有料講習だったが、それでも3000円必要である。

来た道をしばらく引きかえし、なんとかお金を下ろした。

 

その後はスムーズに進んだ。

最後に新しい免許をもらったときに驚がくした。

とんでもない顔で写真に写っていたのだ。

一見すると僕自身がどうかもわからないくらいだ。これを数年間、身分証代わりに使わなければいけないのか。

 

僕は免許の更新に向いていない。

そう悟ったのだ。

 

うまくいかないことばかり

僕は昔から何かをするたびにうまくいかないことが多かった。

 

その理由は様々なのだが、何か大切なことを忘れていたり、単に努力が足りなかったり。

 

そういう時は自分に責任があるので、自分の不甲斐なさを恨んだり、努力不足を反省したりと気持ちの落ち着く先があるのでなんとかなる。

 

しかし、うまくいかない理由が自分ではなく第三者にある時はそうはいかない。

 

とにかく、うまく行きそうな時に必死に足を引っ張ろうとする人間の多いこと。

 

意識的であれ無意識的であれ、奴らは必死に人の足を引っ張ってくるのである。

 

足を引っ張る奴は、大体がいい加減なやつで人に迷惑をかけても、阿呆みたいにポカンとして反省がない。

もしくは、私はあなたのために一生懸命やってるんだという雰囲気を出してきたりする。

 

あまりにもそういうことが多いので、人に足を引っ張られるというキーワードでググってみると、そういう人間に関わらないことが一番であると書いてあった。

 

でも、そういう人間と一緒にプロジェクトをしなくてはいけなかったり、どうしても必要な書類などがそういう人間を介さないと手に入らなかったりするので、関わらないわけにはいかない。

 

しかも、大切な時に限ってそういう人間が関わってくる。

 

腹立たしいし、ストレスも異常に溜まるが、結果的にそういう時は、自分自身で行動していくしかないと、最近気づいた。

 

誰かに足を引っ張られない人生を歩んでみたいが、そんな人生ないだろう。

 

困った時は行動あるのみ。

 

そう今日も自分に言い聞かせて誰かに足を引っ張られています。

I am happier than you

僕は惨めなのだろうか。

 

僕は他の人が持っているものを持っていない。

僕は他の人が出来ることができない。

 

そんな僕は惨めなのだろうか。

 

頼みもしないのに勝負をしてくる人がいる。

 

給料はたくさんもらってるの?とか

人脈は持っているの?とか

資格はあるの?とか

 

残念ながら僕の回答は全てNOだ。

 

相手は嬉しそうに「もっと頑張れよ、お前なら出来るよ」とか言う。

 

でも、そういう人に言ってやりたい。

僕は何も人より多く持っていないかもしれないが、あなたより幸せだと。

 

そんなこと言ったらそいつはどんな顔するんだろうか。

 

そんな言葉のナイフを僕はいつも心に忍ばせている。

 

人前でニコニコ笑っている僕が、そのナイフを使うことはないんだけど、自分自身の心を守るために忍ばせている。

 

それにしても「僕はあなたより幸せです」っていうのは結構なパワーワードだな。

 

だけど嘘じゃない。

僕はこんな自分のことが好きだし、こんな人生だけど本当に幸せだと思っている。

 

そうか、言葉のナイフじゃなく、言葉のローブだな。どんな寒さや冷たさからも僕の心を守ってくれている。

人を傷つけるためじゃなく、僕を守るために存在しているんだから。

世の中という舞台に生きる演者

僕は人前であまり喋らない。

一部、本当に心を許せる数人の前でだけよく喋るが。

 

そのため、僕はおとなしい人だとよく言われる。

おとなしくて優しい人だといわれることが最も多いかも知れない。

 

でも、僕は決しておとなしくないし、優しくもない。

プライドが高く、心の中ではいつも人をバカにしている。

 

ただ、人前ではそんなこと一切言わず、ニコニコと笑っている。

 

喋らないのは当たり前だ。

口を開けば誰かを批判したりバカにするので、人から批判され、嫌われる。

そういのが嫌なので、僕はあまり喋らずニコニコ笑ってる。

 

「沈黙は金なり」

まさにその言葉がピッタリと当てはまる。

 

ただ喋らなすぎると、何を考えているのかわからないとまた人に不気味がられたり、変人扱いされる。

なので、喋る時は当たり障りないことを適当に喋るようにしている。

 

某大作家が、「とかく人の世は住みづらい」とはよく言ったもので、本当に人の世は住みづらい。

 

だけど、僕は住みづらいこの世の中にぶら下がって生きていくしかない。

だから、今日も演技をしながら必死に生きているのである。

 

 

 

便利なのに不便

いつも不便なことばかりに目がいくのである。

 

最近、ずっと取っ手のついていないクラフト地の紙袋を探している。

外国の映画とかで大量のパンを入れているあの紙袋だ。

 

でも、意外にもどこにも売っていない。

100均もスーパーも、文房具店にもない。

 

ネット通販だと業務用で150枚くらい入っている。

僕が欲しいのは1枚だけだ。

 

どこにも売ってそうなのに何でどこにも無いんだろう。

結局、なんとか見つけて購入したけれど、こんなに物が溢れているのに、欲しいものが見つからないことにイライラした。

 

僕はいつのまにか手に入ることが当たり前になっていて、手に入らないことにストレスを感じるようになっていた。

こんなに物やサービスが溢れて便利な世の中なのに、足りないところだけを見て不便だと文句を言っていたりする。

本当はとても便利な世の中なんだけどな。

 

そういえば自分自身に対しても、出来ないことばかりを見て、ダメな人間だと思っている。

 

自分自身にも悪い所ばかりを見るんじゃなくて、良い所を見るようにすれば良いんだ。

 

そうすれば、憧れているポジティブ人間に近づけるだろう。

 

そして、気づいたのだ。

 

僕には良い所がない。

生きていることが幸せ

こんな僕でも、人に心から感謝をすることもあるし、生きていて本当に幸せだと思うこともある。

 

昨日がそんな日だった。

 

何があったのかは書けないけれど、記録として残しておこう。

 

人生最高の一日だったといっても過言ではない。

 

そして、その最高の一日がこれからも更新されていく。

 

僕は生きていることが幸せだ。