月裏一丁目一番地

太陽の光の当たらない月裏でひっそりと暮らしています

天邪鬼が住む場所

僕の頭の中には天邪鬼がいる。

 

優しくしたいのに意地悪をしてしまう。

 

褒めたいのに、邪険に接してしまう。

 

素敵な人なのに、疑念の心で見てしまう。

 

天邪鬼が顔を出すのはそんな時です。

 

wikiによると天邪鬼とは

『「人の心を見計らって悪戯をしかける子鬼」とされることから転じて、現代では「他者(多数派)の思想・言動に逆らうような言動をする"ひねくれ者"、"つむじ曲がり"」を指して、「あまのじゃく(な人)」と称されるようになった。』

一部抜粋ですが、こういうことです。

 

巷では犬や猫、小型哺乳類がペットとして人気ですが、僕は天邪鬼を飼っているんですね。

 

天邪鬼の好物は失敗や挫折、あきらめ、恨みといったマイナスな事。

 

だから、僕の天邪鬼はスクスクと成長しているんだろうな。

 

そのうち、パートナーを探して結婚して家族を作ってしまうかもしれない。

 

そうなる前にこのひねくれた性格を直して天邪鬼を追い出さなければ。

 

でも、天邪鬼がいなくなると僕はひとりぼっちか。

 

どうしよう。