カップラーメンを食べるときに思うこと
学生の時や、20代半ば頃まで、よくカップラーメンを食べていた。
でも、いつの頃かカップラーメンを食べなくなっていた。
たまに食べるとかそういうのではなく、10年以上全く食べていないと思う。
さらに、良い年をしてカップラーメンを食べる人を軽蔑さえしていた。
しかし、ここ最近、コロナ禍になって、非常食としてカップラーメンを買っていたので、ふと食べてみようと思った。
久々に食べたカップラーメンはおいしくて、その後は、たまに食べている。
自己啓発書や健康本が好きな僕にとっては、カップラーメンを食べることにやや背徳感があるのも事実である。
だけど、カップラーメンを食べると大人や社会に対して「くそくらえっ」と思ってた若い頃の気持ちも思い出す。
だから、「健康法なんて、くそくらえっ!好きなものを食べれば良いっ!」って思いながらカップラーメンを食べている。
カップラーメンを食べるのにそんな建前いらないんだろうけど、大人になった僕はカップラーメンを食べるのにも理由をつけなきゃいけなくなったのだ。
我ながら面倒くさいおっさんである。