月裏一丁目一番地

太陽の光の当たらない月裏でひっそりと暮らしています

僕を救ってくれた曲

僕を救ってくれたもので、外せないものが他にもある。

それは、音楽で、いきものがかりさんの「心の花を咲かせよう」だ。

 

この曲はシングル曲ではないのだが、ファンの間では人気が高く、ベストアルバムにも収録されていたり、節目となるライブで演奏されることが多い曲である。

 

僕の私生活は地味なので、何か壁にぶち当たったりとか、そんなことは全くなく、慎ましく生きている。

でも、仕事ではそうもいかない。やらなきゃいけないことがあって、それをこなす能力が足りない時は、泣きたくなるし逃げたくもなるし、とにかく辛い。

 

そんなとき、この曲を聴く。

優しいメロディと歌詞に励まされることはもちろんだが、仕事帰りにこの曲をイヤホンで聴いていると、自分がドラマの主人公になったようなそんな気がしてくるのだ。

ドラマの主人公ならば壁にぶつかっても必ず乗り越えていく。むしろ、壁にぶつかっているシーンが格好良く名シーンであったりする。

 

なので、僕はイケメン俳優のごとく振る舞い、必死になって頑張り、壁を越えて行くのである。

音楽は好きでよく聴くのだが、こんな気持ちにさせてくれる曲はこの「心の花を咲かせよう」しかない。

 

この感覚、他にわかる人はいるんだろうか。

思い込みの激しい僕なりの人生救出方法なのかもしれない。